子どものピアノ、何から始めればいい?
- 辻田いずみ 香りのピアノ教室
- 17 時間前
- 読了時間: 4分

—— 教室選びに迷う保護者さんへ伝えたいこと
「そろそろ子どもにピアノを習わせたいけれど…どの教室がいいのかわからない」
「体験レッスンに行っても、“結局どこが良いの?”がわからない」
そんな不安や迷いは、ほとんどの保護者さんが抱えています。
今日は、ピアノを始める前に知っておきたい“教室選びのポイント” を、
やさしく整理してお伝えします。
■ まず結論:教室選びは“先生との相性”がすべてです
教材でも、練習量でも、環境でもなく──
もっとも大切なのは「その先生が、あなたのお子さんに合っているか」。
子どもは“人”で上達度が大きく変わります。
✔ 優しく寄り添える先生
✔ 子どもが心を開きやすい先生
✔ できた部分を的確に褒めてくれる先生
✔ 苦手な部分を責めずに伸ばしてくれる先生
これらが揃うと、ピアノは子どもの人生を支える「安心の場所」になります。
■ 体験レッスンで見るべきポイントは
「技術」より「態度」
保護者さんがよく見落としがちなポイントですが、
体験レッスンでは、先生の技術よりも「声かけ」「雰囲気」を見てください。
たとえば──
✔ 子どもの話をちゃんと聞いてくれるか?
✔ 褒め方が具体的で温かいか?
✔ 怒らずに、できない理由を優しく探してくれるか?
✔ 子どもが安心して座っていられる空気があるか?
この“空気感”こそ、習い続ける上で最も重要な要素です。
■ 子どもが「練習しない」本当の理由
保護者さんから一番多い質問がこれです。
でも実は“サボり”ではなく、次のような理由がほとんどです。
✔ 曲が難しすぎて、どこから練習すれば良いか分からない
✔ できない自分が恥ずかしい
✔ 練習の仕方を知らない
✔ 家庭環境の中で優先順位がつけられない
つまり「練習の仕方」と「心のサポート」があれば、ぐんと伸びる のです。
良い先生は、子どもに合った課題を調整しながら、
小さな成功体験を積ませてくれます。
■ 教室の“方針”を知ることも大切
教室にはそれぞれ特色があります。
楽しく続けることを重視
基礎をしっかり育てるスタイル
コンクールや発表会を積極的に
ただ趣味としてゆったり楽しむ
どれが良い・悪いではなく、
お子さんに合う “方向性” を見つけることが大事です。
「うちの子はどんなタイプ?」
「どのスタイルが合うの?」と迷う場合は、
相談室で整理していくことができます。
■ 相談室でよくある保護者さんからの相談
私の「ピアノなんでも相談室」でも、
実は保護者さんからのご相談がとても多いです。
多く寄せられるのは:
✔ どの教室を選べば良いかわからない
✔ 体験レッスンの見方がわからない
✔ 子どもが練習しなくて悩んでいる
✔ 子どもに合う教材はどれ?
✔ 発達面・性格面で不安がある
こうした悩みを一緒に整理すると、
保護者さんの心がふっと軽くなり、
お子さんにも良い変化が表れます。
■ 子どものピアノは
「家庭」と「先生」と「子ども」の三角形で育ちます
どれか一つが欠けると、続けることが難しくなります。
だからこそ、保護者さんが安心できる教室選びはとても大切。
そして迷うときには、第三者の視点でアドバイスをもらうだけで
判断しやすくなることが多いのです。
■ 次回のテーマは…
「ピアノが、日常のストレスを解きほぐす
—— 心と呼吸が整う“ゆるピアノ習慣”のすすめ」
趣味としてピアノを始める大人に向けて、
ピアノが心に与える癒しの効果をお話しします。
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