ピアノが上手くならない…の本当の理由
- 辻田いずみ 香りのピアノ教室
- 22 時間前
- 読了時間: 3分

「練習しても上手くならない…の本当の理由」
—— 技術的なお悩みは“たった数秒”で変わることがある
ピアノを弾いていて、
「何度も練習しているのに、どうしても上手くならない…」
「繰り返しても同じところでつまずく」
そんな経験はありませんか?
実はこれは、努力不足ではなく
“原因の見えにくさ” の問題 であることが多いのです。
今日は、練習しても成果が出ない理由と、
オンラインでもできる“技術の整え方”についてお話ししていきます。
■ ピアノは練習量より大切なのは「弾き方のクセ」
練習しても上達しない…という方の多くに共通しているのが、
✅ 姿勢の崩れ
✅ 指や腕に力が入りすぎる
✅ 手首の位置が安定しない
✅ 音の方向性が見えていない
といった “無意識のクセ” です。
しかもこのクセは、自分ではほとんど気づけません。
たとえば、
・音が転ぶ
・同じ場所でミスする
・音が固くなる
こういった症状は、「弾き方の小さなズレ」から起きています。
逆に言えば、このズレを整えるだけで
曲の難易度が同じでも突然弾きやすくなる ことがよくあります。
■ 実際に、数秒で変わることがあります
ピアノ指導を30年以上続けてきて実感することですが、
姿勢や手の角度を “ほんの少しだけ” 変えただけで、
音が柔らかくなったり、指が回るようになったりする人はとても多いです。
たとえばこんな変化が起きます:
・手の置き方を数ミリ変えたら、つっかえなくなった
・腕の力を抜くタイミングを変えたら、音色が美しくなった
・手首を下げすぎないようにしただけで、ミスが激減した
・鍵盤との距離を少し調整したら、指が滑らかに動いた
こういった改善は、オンラインでも十分に確認できます。
「画面越しでもわかるんですか?」とよく聞かれますが、
実際には手の動き・姿勢・音色の変化で、クセはほぼ見抜けます。
■ だから“がんばり方”を変えると一気に楽になります
上達が止まってしまう人の多くは、
「間違えたら何度もやる」という練習に頼ってしまいがちです。
しかし、本当に必要なのは
どこを、どう直すべきかを知ること。
これさえわかれば、同じ練習量でも上達スピードが劇的に変わります。
これは「努力が足りなかった」のではなく、
「方向が見えていなかった」だけなのです。
■ オンライン相談室で行っている“技術チェック”
私の「ピアノなんでも相談室」では、
ご希望があれば短い演奏を見せていただき、
✅ 姿勢/脱力
✅ 手や腕の使い方
✅ 指の動かし方
✅ 音の出し方
✅ 苦手箇所の原因分析
こうした点を“ワンポイント”でアドバイスしています。
たった1か所整うだけで、
曲全体がびっくりするほど
弾きやすくなる人も多いんですよ。
「自分の弾き方、これで合っているのかな…」
そんな不安がある方ほど、まずは気軽に話してみてください。
■ 次回のテーマは…
「大人のピアノ再開を妨げる“3つの誤解”」
大人になってから再開したいのに、一歩踏み出せない。
その理由と解決をお話しします。
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