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「たなばたさま」と笹の香り

七夕

7月に入っても、関東では梅雨が終わっていませんが

7月7日は七夕です。 


七夕といえば、笹の葉に願い事を書いた短冊や

飾りを吊るす風景がおなじみです。


大人になってからは、

短冊に願い事を書く機会もすっかり減ってしまいましたが、

この時期に各地での七夕祭りのニュースを耳にすると、

ふと「たなばたさま」のメロディが頭の中に流れてきます。 


🎵ささの葉 さらさら 軒端にゆれる……


 この歌とともに、子どもの頃に

一生懸命お願いごとを書いた懐かしい記憶がふわりと蘇ります。


私たちが何気なく飾っている短冊ですが、

本来は歌詞の通り「五色(ごしき)」であったことをご存知でしょうか。


七夕はもともと中国から伝わった風習で、

最初は「五色の糸」を飾っていたそうです。


それが時代や日本への伝来を経て、

機織りや手芸などの習い事の上達、

ご先祖様の供養、そして健康祈願など、

さまざまな願いが重なり合い、

現在の形へと変化していきました。 


本来の短冊の色は、古代中国の「陰陽五行説」に由来する

「青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)」の5つ。


それぞれの色に

「人を思いやる(青)」「礼儀を重んじる(赤)」などの

大切な意味が込められており、

願い事の内容に合わせて色を選ぶと良いとされていました。


そして、その短冊を飾る「笹」。


 神聖な植物として選ばれたのは、

天に向かってまっすぐ伸びる性質だけでなく、

笹そのものが持つ「効能」も関係しているようです。


笹の葉には強い抗菌・防腐作用があり、

古くから食べ物を包むなど生活の知恵として重宝されてきました。 


そして何より、あの清々しい香り。

 笹の葉から漂う

グリーンノート(若葉のような青葉アルコールの香り)には、

昂ぶった神経を鎮め、

心をすっきりとリフレッシュさせてくれる

素晴らしいリラックス効果があります。


「たなばたさま」の優しい音楽を頭の中で響かせながら、

笹の葉の清らかな香りを想像してみてください。 


それだけで、少しだけ夏の暑さや日々の疲れが和らぎ、

心が洗われるような気がしませんか?


今年の七夕は、ぜひ夜空の星とともに、

笹の爽やかな香りや、

懐かしい音楽の記憶にもそっと耳を澄ませてみてくださいね。


◆──────────────◆


記事でもお伝えしたように、 

音と香りが重なり合った時の癒やしの力は、

 私たちの想像以上に大きなものです。


実は、香りが脳の感情を司る部分に届き、 

心身のスイッチを切り替えるまでにかかる時間は、

 わずか「0.2秒」と言われています。


「なんだか頭が疲れているな」 

「ホッと一息つきたいな」


そんな忙しい毎日のふとした瞬間に、

 この「0.2秒」の魔法を使って、 

脳の疲れをふわりと手放してみませんか?


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